医院開業のメリット・デメリット
- 医院開業のメリット
- 勤務医よりも努力次第で大幅な収入アップが可能です。
医療方針や内容など、自分のやりたい事ができます。 - 医院開業のデメリット
- 事業主になるので、必然的にリスクを背負うことになります。
先進医療からは離れてしまいます。
医院開業の心構え
- 現在、診療所は増加傾向にあるため、競争が激化しており、開業医の現状は決して甘いものではありません。
自分はどのような医療を提供していきたいのか明確なビジョンを持ち、必ず成功させるという意志が必要です。 - 家族を始めとする周囲の方々の同意と協力を得ることが必要です。
- 人間的にも能力的にも信頼できるパートナー(コンサルタント)を選びましょう。
医院開業形態について
開業の決意を固めたら、まずご自分が独立してどのようなスタイルで医療を行ないたいのか、医療方針や開業形態を決めなければいけません。
特に開業形態は、診療所の建築費及び改装費といった初期投資費用に密接に関ってきますので早い段階で具体化する必要があります。
開業形態には次のようなものがあります。
- 一戸建て
- 建物が自由にデザインでき、土地・建物が担保となる為に比較的開業資金は借りやすいが、開業資金が高額となるのでリスクが大きい。
- 借地
- 土地購入よりは開業資金が小額ですみ、建物も自由にデザインできるが、担保が建物だけの為融資が借りにくい場合もある。
- 建て貸し
- 初期投資が比較的小額ですみ、建物も自由にデザインできるが、長期的に見れば割高で、土地・建物が担保にならないため開業資金が借りにくい場合がある。
- ビル診
- 開業資金は小額ででき、場所によっては集客面で有利な場合もあるが、狭く、制約が多い。土地・建物が担保にならないため開業資金が借りにくい場合もある。
自己資金、立地、診療スタイルなどを考慮した上、適切に選択しましょう。
医院開業地について
開業場所の選定は非常に重要です。
出身地、出身大学、また勤務先の病院近くで開業場所を探す場合も多いですが、基本的には医師の診療方針と地域の医療ニーズが一致する事が重要です。一般的には、診療圏内の人口が多い、標榜予定科目の対象となる疾患の患者が多い、人口の増加が見込める、競合医院が少ないなどの条件がある地域が望ましいとされます。
また良い物件条件としては、交通の便が良い、わかりやすい場所にある、他のテナントの業種などが医療と相反していないなどがあります。
周辺環境などは、実際に本人の目で確かめるのはもちろん必要ですが、専門家に依頼して、第三者的な目で見て判断する必要もあります。診療圏調査は、開業場所の選定をデータ面から検証することができると同時に、事業計画を作成する上での見込患者数を算出する資料にもなります。
